2024年、新年のご挨拶を申し上げます。
まず、元日に発生しました能登半島地震、羽田空港での航空機事故により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
旧年は、新しいメンバーを加え、事業領域を制作からプロデュース、マーケティングまで広げ、飛躍の多い一年となりました。
その中で、共に事業を推進するパートナーとも活発な意見交換ができ、多くの気づきや知見、可能性を見ることができました。
IT業界では、AI技術の発展は目覚ましいものがあります。実際に旧年中には当社も複数のAIサービスを活用して事業を行ってまいりました。2024年1月現在、一部の制作分野において、AI技術が当たり前のことになっていると感じております。当社の事業において言えば、企画書の作成、デザイン、コーディングなどで活躍しており、特にコーディングの分野では、指示を日本語で書けば、自動的にコードを書いてくれます。
今後のIT技術において、「AIを使いこなせる知識があるかどうか」が企業の発展・拡大の1つの重要な要素となることは容易に予想できます。しかし、それ以上に必要なのが「発想力・創造力」です。AIはツールの1つでしかありません。指示は人間がするのです。何を創造したいのか、何を解決すべきなのかを考えるのが人間です。
そして、人間の素晴らしいところは、複数人の相乗効果で新たな発想を生み出せることです。一人の発想より複数人の発想はパワーがあります。AIはその発想を広げる手助けをしてくれるかもしれませんが、選択するのは私たち人間であるということを忘れがちです。AIが提案したものを選択するかどうかは、私たち人間の責任です。これまでの科学技術の発展が、平和と戦争のどちらも生み出してきているのと同じです。テクノロジーが発展している今、自分たちが何を創り上げたいのか、それを全員が常に心に持っておくことが重要です。
当社もまた、何を創り上げたいのか、2023年は改めて考える1年でありました。
そして、当社の企業理念(ミッション、ビジョン)の刷新を行い、新たな門出となりました。
常に念頭に置き、ミッション、ビジョンに生きる1年にしたいと存じます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。